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ダリ展 ■DALI展
9/13→12/12
国立新美術館

ダリ好きです(笑)
もちろん、一番好きな作品はご多聞にもれず「記憶の固執」(「柔らかい時計」)なのですが、全体的に楽しみにしていた展覧会でした。

会場に着くと・・・やっぱり物凄い混雑ぶりで、なかなか作品が見られず。
ただ、申し訳なくも、「ダリってダリだ?」(芸術〇潮10月号)状態の方々が多かったような(寂)

初期作品から順に展示されていて、変遷が非常にわかりやすい構成でした。
キャプションも最低限、最初の説明のところに影響された画家や主義の流れが書かれていたので、頭に入れながら見ることができて見やすかったです。

初期作品は14歳~17歳で描かれたもので、風景画だったのですが、印象に残りました。
印象派や点描派のような作品があったことや、キュビズムの作品はコラージュもあり、なかなか新鮮でした。

シュルレアリスム時代は・・・・まず何より、混み具合が半端なく、並んで観賞状態だったのですが、
タイトルが奇抜なものが多いせいか、読み上げなくてもいいんですけど^^;)
#「見えない人物たちのいるシュルレアリスム的構成」・・・ああ、なるほどね、みたいな。

柔らかい時計のようなダリの思想的な抽象的な作品は少なかったんですが、
後半は舞台美術や挿絵などが多くあり、額に入った絵画と違った良さがありました。
「不思議の国のアリス」「ガラの晩餐」・・・結構良かった。
あと、ぽつんと展示され、出典がわからないのですが「ガウディとダリ」が良かったです。

ちなみに、中では映像作品も上映されていて、
「アンダルシアの犬」には、入り口に注意書きが・・・・今でいうR15かな。
「刺激の強い作品が含まれています」「お子様を連れた保護者の方は、観賞にご配慮していただきますよう」と。
確かに、刺激は強い作品でした(笑)
ほかに「白い恐怖」冒頭(ヒッチコック作品)、デスティーノ(ディズニー作品)が流れていましたが、
思いのほか、アニメ的な感覚があるのだと、初めて思いました(実は考えてもいなかった)。

所要時間3時間。結構、見ごたえがありました。

余談:
帰宅後、ググったら、いろいろと流れているんですね。
「不思議の国のアリス」http://karapaia.livedoor.biz/archives/52116651.html
「ガラの晩餐」http://karapaia.livedoor.biz/archives/52217051.html

面白かったのがバーチャルリアリティ映像
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52210101.html
2016/10/30(日) 08:15 Museum PERMALINK
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